コロ製、トリコロールカラーのレトロなチョーカーです。
生成り色の10mmの丸玉、紺色の5mmの丸球を朱色のスペーサーをはさみ交互に連ねたキッチュなアイテム、ノスタルジーを感じさせるスローなデザインとワントーン落としたくすみカラーのトリコロール色が印象的、ヴィンテージファッションとも相性がよく首周りのお洒落指数をアップさせます。チョーカーの長さは約32cmから39cmの間で調整可能、重さ26,4g、コンディションは多少の経年感はありますが未使用のためヴィンテージとしてのご使用には差し支えがない程度です。Coroの紙タグのほかにWESTERN GERMANYの刻印がフックに入っているため西ドイツで製造されたアイテムと判断できます。
Coro (コロ)
米国有数のジュエリーメーカーとて隆盛を極め一時代を築き上げたコロは、1901年にニューヨークでEmanuel Cohn氏とCarl Rosenberger氏によりCohn & Rosenbergerとして創業し1943年に創立者の頭文字をとり会社名を正式にCOROと変更しました。1924年にAdolph Katz氏がデザインディレクターに就任するとさらなる飛躍が始まり、彼が手掛けた作品は現在でもコレクターズアイテムとして高く評価されています。コロ社のブランドはコロの他にコロクラフト、コロぺガサス、コロスターリング、コロデュエット、ヴァンドーム、フランソワなどがあります。
West Germany (ウエスト・ジャーマニー)
第二次世界大戦後、戦火で荒廃したドイツは西ドイツと東ドイツに分割されました。西ドイツでは産業を復興するために経済的な支援を始め、ジュエリー業界もその恩恵を受け工場を再建し従業員を育成しました。Western GermanyあるいはWest Germanyの刻印は1992年のベルリンの壁崩壊までの間使用されました。