カドロ社製、金色の三羽の小鳥の下でカラフルなボールがスイングする存在感のあるブローチです。
小鳥のデザインはカドロのクリスマスブローチに使用されている鳥と同一で磨き上げられた技術力とデザイン力が感じられ、大きさ順に配された葡萄の房のようなフォルムが印象的なグリーン、黄緑、スカイブルーの球の先端は菊座が飾られ独特の雰囲気を醸し出しています。鳥の裏にはフックがついているのでお手持ちのチェーンや紐をつければネックレスとしてもご利用できます。このブローチはカドロの作品の中でもなかなか市場に出てこないレアなひと品です。小鳥一羽の大きさは約19mm×19mm、一番大きな球の大きさは直径15mm、全体の大きさは約42mm×98mm、重さ38,7g、コンディションは球に多少の経年感はありますがヴィンテージとしてのご使用には差し支えがない程度だと思います。裏側にCADOROの刻印があります。
Cadoro (カドロ)
1950年代にルーマニアのロイヤルファミリーの末裔のDan Steneslieuと、俳優のSteven Brodyによってニューヨークで創業しました。アート、冒険、旅行を愛する二人は、旧世紀のロシアやルーマニアのデザインから影響を受けた、すばらしい作品を作り出しました。1970年前後にデザイナーのDanが亡くなり会社は1980年代に営業を終了しました。市場に出回っている数が少なく入手が難しいブランドの一つです。