コロ製、二羽の小鳥と青いお花のブローチです。
羽根を広げている小鳥としっかりと枝にとまっている小鳥はお腹にトパーズ色のマーキスカットのラインストーンが配され輝きを演出、エナメル仕上げの青いお花とリーフも可愛らしさのポイント、ミッドセンチュリーのコロらしい職人気質が感じられるのフォルムも魅力のひとつです。デザイン特許番号は151147、1948年9月28日に取得しています。大きさは約50mm×36mm、重さ12,6g、コンディションは多少の経年感はありますがヴィンテージとしてのご使用には差し支えがない程度です。メッキに埋まっていますが裏にCoroとデザイン特許のPAT.PENDの刻印が入っています。
Coro (コロ)
米国有数のジュエリーメーカーとて隆盛を極め一時代を築き上げたコロは、1901年にニューヨークでEmanuel Cohn氏とCarl Rosenberger氏によりCohn & Rosenbergerとして創業し1943年に創立者の頭文字をとり会社名を正式にCOROと変更しました。1924年にAdolph Katz氏がデザインディレクターに就任するとさらなる飛躍が始まり、彼が手掛けた作品は現在でもコレクターズアイテムとして高く評価されています。コロ社のブランドはコロの他にコロクラフト、コロぺガサス、コロスターリング、コロデュエット、ヴァンドーム、フランソワなどがあります。