トリファリ製、プティサイズの銀色の林檎のブローチです。
小さなサイズながら写実的に表現された林檎はぷっくりとしたフォルムが印象的、トリファリらしい繊細なラインが刻まれ林檎のつやつやした表情を上手にとらえています。シックなモノトーンも魅力の一つです。このシリーズ林檎はリーフに葉脈がついているものと光沢仕上げの2種類ありますが、こちらは光沢仕上げになっています。大きさは約23mm×24mm、重さ7,8g、コンディションは多少の経年感はありますがほぼ未使用と思われヴィンテージとしてのご使用には差し支えがない程度です。裏にTRIFARIの刻印が入っています。
トリファリのプティサイズのブローチシリーズは葡萄、苺、キノコ、花などのいろいろなパターンを金銀の2色展開で販売していました。


Trifari (トリファリ)

トリファリは1918年にグスタボ・トリファリ氏とレオ・クラウスマン氏によりTrifari and Krussman Companyとして創業、1925年にカール・フィシェル氏が加わり会社名をTrifari Krussman and Fishel に変更しました。1930年から68年までは高級有名宝飾店ヴァン・クリーフやカルティエに在籍していたアルフレッド・フィリップ氏がヘッドデザイナーとして活躍、クオリティーの高い作品を生み出し、アメリカでも有数のメーカーに成長しました。優美な曲線を多用した上品でエレガントなデザインは現在でも変わらない魅力で輝いています。