トリファリ製、曲線を描くマーキスカットのラインストーンイヤリングです。
くるりとまわったゴールドカラーのバーの外周に大きさ順にマーキスカットのラインストーンを配し、トップとエンドにラウンド型クリアラインストーンを飾ったひと品はトリファリらしい品の良さを放っています。またこのイヤリングにはデザイン特許の刻印はありませんが、このデザインは1950年10月3日に特許を取得していることが確認済みで特許番号は160336となっています。またトリファリの1950年のクリスマスの広告にも掲載されていました。大きさは約21mm×27mm、重さ各5,4g、クリップは自分で強さを調整する珍しいスタイル、コンディションは多少の経年感はありますがヴィンテージとしてのご使用には差し支えがない程度だと思います。クリップにTRIFARIの刻印が入っています。
Trifari (トリファリ)
トリファリは1918年にグスタボ・トリファリ氏とレオ・クラウスマン氏によりTrifari and Krussman Companyとして創業、1925年にカール・フィシェル氏が加わり会社名をTrifari Krussman and Fishel に変更しました。1930年から68年までは高級有名宝飾店ヴァン・クリーフやカルティエに在籍していたアルフレッド・フィリップ氏がヘッドデザイナーとして活躍、クオリティーの高い作品を生み出し、アメリカでも有数のメーカーに成長しました。優美な曲線を多用した上品でエレガントなデザインは現在でも変わらない魅力で輝いています。