ワイス製、デイジーと赤いテントウ虫のブローチです。
ワイスはデイジーモチーフをいろいろなパターンで販売していましたが、中心部は黄色いカボションか、ペイントされています。このデージーはカボションの表面がツブツブに加工されている珍しいスタイル、より写実的に表現されています。また花びらに小さなテントウ虫がとまり遊び心と可愛らしさを引き立てキュートな存在感で装いを愛らしく彩ります。デイジーの直径は38mm、テントウ虫は9mm×7mm、重さ17,8g、コンディションは花びらの根元に小さなメッキロスがありますがよく見ないとわからない程度、裏側の鍍金にも経年感が多少ありますが表面には影響はありません。デリケートなヴィンテージのエナメルアイテムとしては外観を損なうようなロスもなく多少の経年感はありますがご使用には差し支えがない程度だと思います。裏にWEISSの刻印があります。
Weiss (ワイス)
創業者Albert Weissは1930年代のCoro社でデザイナーとして在籍したのち、1942年にWeiss Companyをニューヨークで設立、ラインストーンのクウォリティーを重視し、作品に最高級のオーストリア製のラインストーンなどを使い、ハイクオリティーな作品で常に時代をリードするトレンドセッターとして、コスチュームジュエリーの輝かしい黄金時代を築き上げました。最盛期は1950〜60年代でAlbertの引退後息子Michaelが後を引き継ぎましたが、会社は1971年に営業を終了しました。