ブーシェー製、エレガントなホワイトリーフのイヤリングです。
ホワイトプレートに金色の縁どりをしたボタニカルモチーフは、ミッドセンチュリーにトリファリから様々なパターンで販売されていた人気が高いデザイン、このイヤリングは縁どりにロープ模様をほどこし、全体にブーシェーらしいクラス感のある美しさが漂っています。大きさは約24mm×40mm、重さ各8,3g、コンディションは多少の経年感はありますがヴィンテージとしてのご使用には差し支えがない程度、片側にBOUCHERの刻印、もう一方には699と2が二箇所刻印されていますが意味は不明です。
Boucher (ブーシェー)
パリの高級宝飾店カルティエに在籍していたフランス人Marcel Boucherは1930年代にニューヨークのMazer Companyに移り、1937年に自分の会社Marcel Boucher and Cie Companyをニューヨークで立ち上げファインジュエリーの知識を生かした上品なデザインとクラフトマンシップで人気を得ました。1965年にブーシェーが死亡した後、彼の下で働いていた妻のサンドラが会社を引き継ぎましたが1970年前半にクローズし会社は買収されました。美しい金メッキやエナメリングには定評があり現在でも多くのコレクターをひきつけています。