トリファリ・青いインドの宝石のイヤリング(特許)

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トリファリ製、「ジェム・オブ・インディア インドの宝石」という名前で販売されたデザイン特許を取得しているイヤリングです。
サファイヤ色の大粒雫型ラインストーンが存在感を放ちクラス感のある美しさと洗練された雰囲気が魅力的、耳元をクールな中にもエレガントな表情で演出します。デザイン特許は1951年10月2日取得、特許番号は164728、1951年の広告にも掲載されていた当時のトリファリの一押しアイテムのひとつです。このシリーズはゴールドとシルバーがありネックレス、バングル、ブローチ、イヤリングがラインアップされ、ラインストーンもサファイヤ色の他にクリアやレッドなど色違いが販売されていました。イヤリングの大きさは約33mm×18mm、重さ各6,6g、コンディションは多少の経年感はありますが、ほぼ未使用と思われヴィンテージとしてのご使用には差し支えがない程度だと思います。クリップにTRIFARIとPAT.PENDの刻印があります。


Trifari (トリファリ)

トリファリは1918年にグスタボ・トリファリ氏とレオ・クラウスマン氏によりTrifari and Krussman Companyとして創業、1925年にカール・フィシェル氏が加わり会社名をTrifari Krussman and Fishel に変更しました。1930年から68年までは高級有名宝飾店ヴァン・クリーフやカルティエに在籍していたアルフレッド・フィリップ氏がヘッドデザイナーとして活躍、クオリティーの高い作品を生み出し、アメリカでも有数のメーカーに成長しました。優美な曲線を多用した上品でエレガントなデザインは現在でも変わらない魅力で輝いています。