トリファリ製、クニオマツモトのシルバーリーフのブローチです。
70年代後半にトリファリのゲスト・デザイナーを務めた日本人の建築家クニオマツモトの作品は市場に出回る数が少なく数多いトリファリの作品の中でもとてもレアなアイテムのひとつ、このブローチもトリファリの上品でフェミニンなテイストを残しながら建築家らしい構築的なフォルムが魅力的、写実的に表現された二枚のリーフの下に上下に重ねたリーフをダングルさせ動きに合わせ優雅に揺れます。トリファリコレクターにもお勧めの逸品です。大きさは約98mm×36mm、重さ29,2gコンディションは多少の経年感はありますが、ほぼ未使用と思われヴィンテージとしてのご使用には差し支えがない程度です。刻印はTRIFARIとは別にKunio Matsumotoの刻印も入っています。
Trifari (トリファリ)
トリファリは1918年にグスタボ・トリファリ氏とレオ・クラウスマン氏によりTrifari and Krussman Companyとして創業、1925年にカール・フィシェル氏が加わり会社名をTrifari Krussman and Fishel に変更しました。1930年から68年までは高級有名宝飾店ヴァン・クリーフやカルティエに在籍していたアルフレッド・フィリップ氏がヘッドデザイナーとして活躍、クオリティーの高い作品を生み出し、アメリカでも有数のメーカーに成長しました。優美な曲線を多用した上品でエレガントなデザインは現在でも変わらない魅力で輝いています。