コロクラフト・銀製ツバメのデュエットブローチ(特許)

b78202

コロ社のハイエンドブランド、コロ・クラフト製、緑の瞳が愛らしい2羽の銀製燕のデュエットブローチです。
翼を広げ大空を悠々と飛んでいるかような燕は羽根の部分に装飾されたラインストーンが煌きを演出、立体的なフォルムは細部まで丁寧に作られ、このシリーズの特徴でもある卓越したクラフツマンシップが感じられます。製作年代は不明ですが同じ燕を使った別デザインのブローチは1944年にデザイン特許を取得しているので、同年代と思われます。ブローチの大きさは60mm×48mm、重さ22,5g、ドレスクリップの大きさは33mm×36mmと27mm×36mmとサイズが違い、小さな燕を下にセットします、留め金具にCoro Duetteの刻印とフレームの特許ナンバーPAT.NO.1798867、STERLING(銀製)の刻印、大きな燕の裏にはコロ・クラフトとSTERLINGの刻印があります。コンディションは多少の経年感はありますが、ヴィンテージとしてのご使用には差し支えがない程度だと思います。
なおドレスクリップの金具は先がとがっていますので、開け閉めの際はご注意ください。またドレス(ファー)クリップとしてご利用の際は生地によってはダメージを受ける可能性もありますので自己判断でご使用ください。
コロ・デュエットは、数あるコロ社のブランドの中でもそのクウォリティーと凝ったディディテールでコレクターに人気が高くデュエットの名の通りペアのドレス(ファー)クリップを専用の金具でつなげ、ひとつのブローチとしてもご利用できるコレクターにも人気のシリーズです。


Coro (コロ)

米国有数のジュエリーメーカーとて隆盛を極め一時代を築き上げたコロは、1901年にニューヨークでEmanuel Cohn氏とCarl Rosenberger氏によりCohn & Rosenbergerとして創業し1943年に創立者の頭文字をとり会社名を正式にCOROと変更しました。1924年にAdolph Katz氏がデザインディレクターに就任するとさらなる飛躍が始まり、彼が手掛けた作品は現在でもコレクターズアイテムとして高く評価されています。コロ社のブランドはコロの他にコロクラフト、コロぺガサス、コロスターリング、コロデュエット、ヴァンドーム、フランソワなどがあります。